新年最初の河原町の民俗行事「七草粥」と「鳥追い」が民俗資料館で開催されました。毎年恒例のこの行事は河原町内の『民俗行事を語る会』の皆さんが行っているもので、河原城のスタッフも会員として毎回運営に参加しています。
「七草粥」は皆さんよくご存じの正月七日の朝に春の七草をお粥と炊いて食べる風習です。古くは七草ではなく、七種類の穀物「米、粟、ヒエ、、キビ、ミノ、胡麻、小豆」を入れたという説もあります。歳神様や神棚にお供えし、家族全員で頂いて一年の無病息災を祈ります。
また、「鳥追い」とは、最近では見られなくなりましたが、七草粥を作る時に家長や歳男が囲炉裏のそばで恵方(えほう:今年は南東)に向かって まな板の上に七草をそろえて、すりこぎ・金火ばし・包丁を持って交互にまな板を打ちながら♪唐土(とうど)の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草 ナズナ を揃えて ホーホー♪と3回繰り返してにぎやかに歌いながら、農作物を食い荒らす害鳥獣を追い払い、五穀豊穣を願う行事です。
『民俗行事を語る会』の谷会長から「七草粥」と「鳥追い」の謂れを聞いて、いよいよ子供たちの「鳥追い」の実演です。最初はおっかなびっくりの子供たちでしたが、慣れてくると♪トン・トン・トン♪と楽しい音が響きました。
毎年、町内の幼稚園や小学校の子供たちや、新聞・テレビの取材の人たちで満員になる資料館ですが、今年は都合により開催日を一日早くして、学校の引率も出来なかったので、のんびりとした行事風景でした。このあと、参加者みんなで七草粥を頂いてほっこりと温まりました。
今年もまた、地域に伝わる年中行事や風習を継承する活動を、町内の方たちと共に続けていきたいと思います。みなさんも是非 遊びに来てくださいね。
今年も元気で明るい年になりますよ~うに!!それまで みなさん またお会いしましょう。 (*≧∀≦*)ノシシ (おっちー)
今月4日(土)に第34回出逢い・ふれあい 河原町 あゆ祭り 元気に開催いたしましたー!! 今年のテーマは「きらめいて…鮎(あい=愛)」。 今年もたくさんの愛にかこまれて あゆ祭り盛大に開催されました(*^▽^*)
8月に入ってから一段と厳しい暑さが続き、あゆ祭り当日も37℃を超えるなか、見る人も参加する人も運営する人も みんな汗まみれで頑張りました! 最近では鳥取県民も猛暑日や熱中症の対策にも慣れたもので、みんな元気に楽しい夏の思い出づくりが出来ました。お客様をはじめ、運営にご協力いただきました町内外のみなさま、募金協力をしていただいた町内外のみなさま本当にありがとうございました。あゆ祭り実行委員を代表しまして御礼申し上げます。
さあ、また来年の あゆ祭り目指してガンバルゾー!!(気が早い…)
13:00 実行委員長の開会宣言でいよいよ始まりました今年の「あゆ祭り」。今年の子供広場は鳥取レクリエーション協会のみなさんに参加していただきました。全員参加のじゃんけんゲームからスタートして、ちびっ子たちが大好きなシューティングゲームに工作コーナーと、お父さんも童心にかえって夢中でしたよ。
子供広場の次は、毎年恒例の「激闘!!川下りレース」です。今年は少しルール変更ありでしたが、コース上にはソーメンやスイカの早食い完食コーナーなど数か所の関門を突破してのタイムレースです。毎回ドラマを生んでいる川下りレースですが、今年もこの灼熱地獄の中いました、いました!着ぐるみチーム。ガチャぴんとカッパの着ぐるみを着込んだ第一走者、しかも女子!!ガンバレー!!! 周りの期待通りダントツビリで激走。でも、ナンカほのぼのした空気で癒されました。
池の方では毎年大好評の“鮎のつかみどり”が始まって約1,000人以上のお客さんがピチピチの鮎と格闘しました。
夕方からは河原町民が楽しみにしているステージイベントです。
この日のために何カ月も 前から練習した あゆっこ園の園児たちの踊りと、散岐小学校・西郷小学校・河原第一小学校4年生の太鼓演奏でスタートです。
続いてブレイクダンスや郷土芸能の披露4組。
ステージはジブリ映画「猫の恩返し」のテーマ曲などのヒットでご存知の「つじ あやの」さんのライブになりました。 ちびっ子からおじいちゃん・おばあちゃんまで知ってる歌やヒット曲「風になる」を爽やかでどことなく懐かしい歌声で会場を包みました。 トークコーナーでは実行委員と地元にちなんだ古事記編纂1300年クイズで盛り上がり、つじさんはナント全問正解でした。
そして、イベント最後を飾るのは大花火大会です。 実行委員長がみなさんにあゆ祭りが開催できたことのお礼の言葉と、実行委員一人づつが一言メッセージのリレーをしてから、いよいよ花火のカウントダウンに!!
みなさんの健康と幸せを祈って、5,4,3,2,1 きらめいて愛!!! 今年も見事な大輪が河原の夜空に咲きました。
2,500発の花火の全部をアップしたかったんですが…… 花火の写真って難しい!!(汗)
来年もまた元気に暑い夏をみんなで迎えましょーね!!それまで みなさんお元気で―!!!(*≧∀≦*)ノシシ (おっちー)
先月29日(日)に河原町中央公民館で「平成24年度 鳥取大学地域貢献支援事業「こころ豊かに」 古事記ワールドその2 八上姫(やかみひめ)とともに」が開催されました。(主催・平成24年度 鳥取大学地域貢献支援事業主 門田眞知子、共催・風土資産研究会)
古事記神話「稲羽の素菟(いなばのそうさぎ)」のヒロイン・八上比売のふるさと河原町で、古事記のシンポジウムが開催されることはとても有意義で、地元だけではなく町外からも たくさんの古
代史ファンで会場が埋まりました。
琉球大学名誉教授・小島瓔禮(よしゆき)氏を講師にお迎えして、かつて因幡の国に存在したとされる行政区画「水依評(みずよりのこおり)」、「高草郡(たかくさこおり)」と八上比売との関係を紐解き、古代因幡の位置づけなどをお話し頂きました。 質疑応答では「因幡のシロウサギ」のルーツや、ウサギの色について質問があり、そもそも「素」を「しろ」と読んでいいのか?そうならば「素」の対の言葉は「玄(くろ)」で、中国には「玄兎」の地名があり、そこにも似た話が伝わっているなどの興味深いお話しがありました。
また地域からの報告として、八頭町郷土歴史研究会代表・新 誠氏は古代八上郡(やかみこおり)の豪族と古墳のレポートを、河原町からは風土資産研究会・落合久美が八上比売の生誕地について新説のレポートを発表しました。
まだまだ謎の多い古代因幡の歴史。このようなシンポジウムを機会に古事記に隠された魅力を発見したり、故郷の歴史・文化に興味を持っていただければ、とても嬉しく思います。
河原城では古事記編纂1300年記念事業の締めくくりとして12月16日(日)に風土資産研究会主催の古事記シンポジウムを開催いたします。 講師にお迎えするのは古代史研究の第一人者・駒澤大学教授で文学博士の瀧音能之(たきおと よしゆき)氏と、荒神谷博物館館長で古代出雲史研究で著名な藤岡大拙(ふじおか だいせつ)氏、そのほか地域の研究者の皆さんからの報告会などを予定していますので、みなさん是非お越しください!!
詳細についてはホームページ上でお知らせいたします。
それでは今日はこのへんで、またお会いしましょう~ノシシ (おっちー)
と き:平成24年7月29日(日)
ところ:河原町中央公民館 大講堂 ※入場無料
2月に開催されたシンポジウムの第2弾として《古事記ワールドその2 八上姫とともに》が開催されます。
琉球大学名誉教授・小島瓔禮(よしゆき)氏を講師にお迎えし、かつて因幡の国に存在したとされる行政区画「高草郡(たかくさこおり)」「水依評(みずよりのこおり)」と八上姫との関係を紐解き、古代因幡の位置づけなどをお話し頂きます。
また地域からの報告として、八頭町郷土歴史研究会代表・新誠氏と河原城風土資産研究会・落合久美が八上郡(やかみこおり)に関するお話しをいたします。
お問い合わせ先:鳥取大学社会貢献課(tel 0857-31-6777)
「大晦日カウントダウン花火」が、平成24年の「古事記編纂1300年」を迎えるにあたり、今年かぎり「年末夢花火」として復活をします!今年は大災害や事故、不況など大変な1年でしたが、来年は日本中が笑顔で満たされるような年になることを願って「夢花火」を夜空に咲かせます!!
~・~・~古事記編纂1300年記念プレイベント「年末夢花火」~・~・~
日にち:2011年12月31日(土)
場 所:八上姫公園、売沼神社
《プログラム》
20:00~ 八上地域の芸能披露
- 大正琴/コスモス会
- 八上姫音頭踊り/曳田婦人有志の会
- 太鼓演奏/神話の郷太鼓 八上姫
21:00~ 打ち上げ花火(約20分間)
22:00~ 初詣行事
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当日は、郷土芸能やカウントダウン太鼓などのステージイベントも企画しています。
また22時からは、毎年恒例の初詣行事も行われますので、ご家族やお友達とぜひご来場ください。
<問い合わせ先> 神話の郷太鼓 八上姫 事務局(河原城 風土資産研究会内)
TEL:0858-85-0046