こんにちは。 やっと春らしいポカポカ陽気で桜の花も一斉に咲きそろう頃になってホッとしたのも束の間。またまた花冷えの寒い雨模様が続き、まさに三寒四温の今日この頃です。みなさんの地域では今年の桜花はいかがでしたか?
河原城に登る坂道にもしだれ桜が満開になりました。今年も雪が多く、3月の下旬になっても積雪があったりして開花が遅れるかなと心配しましたが、例年通り咲いてくれました。 ところで、日本人の桜好きは有名ですが私も大好きです! 万葉の昔から日本人に愛されてきた桜はその可憐で美しい花もそうですが、いつ咲くか、、いつ咲くかと待ち遠しい気持ちや、いざ咲いてみると今度は散ってしまはないか心配したりと……本当に桜って私たちをワクワクさせたり、ハラハラさせたり罪つくりな花です。
そんな桜を万葉人はたくさんの歌に残しています。「ひさかたの 光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ」御存じの方も多いと思いますが、有名な古今和歌集の紀友則(きのとものり)の歌です。中でも私が一番好きなのは、「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」在原業平(ありわらのなりひら)の歌です。こんな風に思える誰かがいること、またそんな誰かになれたらいいなと思う私でした(照)
乙女チックに浸っちゃいましたが……観賞を楽しんだ後、河原城ではこのしだれ桜を塩漬けにしてジェラートや八上姫の桜米などのオリジナルのお土産物を作っています。ここでしか味わうことのできない美味しさを是非ご賞味くださいね!!
結局……私って…花より団子?……っていうか(古っ) 宣伝になっちゃいましたね(笑) (おっちー)