今月3日(日)にスピリチュアル・バスツアー 「河原歴史浪漫-神話の里を訪ねて-」で古事記ゆかりの史跡巡りの旅を開催しました。去年の「神話のふるさとバスツアー・古事記と八上姫をたずねて」に続く古事記の旅・第2弾です。
それでは、その時の様子を少しだけご紹介します♪
今回 初めて霊石山(れいせきざん)の御子岩(みこいわ(御冠岩:みかんむりいわ))に登りました。道幅の狭さで大型が通れずに、今までは河原城の展望台からガイドしていて、いつかは御子岩までみなさんをお連れしたい!と思っていたんですが、やっと願いが叶いました(T_T)
この日のために町内の有志の方に手伝っていただいて草刈りをしました。これから御子岩見物にお越しになる方はラッキーですよ! もうあと2週間もすれば、また草ボウボウになっちゃいますよ~。
霊石山に伝わる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の降臨伝説や古事記ゆかりの御子岩の話などを因幡の国中(くんなか)平野の絶景を見下ろしながら聞いていただきました。 次は、霊石山の麓に鎮座する片山神社のご案内です。ここはバイパスが出来るまでは霊石山から続く杜に護られ、ひっそりと静かなお宮さんでしたが、今は敷地の半分をバイパスが走り、参道も分断されて地下道で村と行き来するようになりました。
この神社はその昔、片山地区の国英(くにふさ)神社から勧請された八幡様で祭神は仲哀天皇(ちゅうあい)、神功皇后(じんぐうこうごう)、応神天皇(おうじん)の親子3柱です。わざわざ皆さんをここにご案内したのは古事記ゆかりの天皇ご一家をお祀りしているからだけではない、もう一つの理由があるのですが、詳しいことは―ふることふみ(古事記)の倭(やまと)ごころ・その八―でお話ししますね!
そして、素通りできないのがここ売沼(めぬま)神社。今日も八上比売(やかみひめ)さんは優しく迎えてくださいました。恒例の新人スタッフの手水舎と拝礼の見本実演。対岸の嶽古墳(だけこふん:八上比売の墓と伝わる)の話や神社の由緒、「七不思議」などのお話をし、『祓詞(はらいことば)』(神様と交流するための詞 )というものを参加者のみなさんと奏上しました。
このあと曳田川に沿って整備された八上姫公園での散策を楽しんでから東屋で「こばさまタイム(河原町の方言でおやつの事)」のはずだったんですが……ナント配達を頼んだお店が道に迷って時間に間に合わないというハプニングがありました。参加者のみなさん、本当にごめんなさい(―人―)
次のガイドポイント「牛戸三枚岩(うしのとさんまいいわ)」で こばさまが届きました。やれやれ…… 「昔、長者の娘のもとへ毎夜通ってくる男がいました。朝になる前に帰っていく男の素性を知ろうと娘は・・・」いったい何をしたのでしょうか!?古事記、日本書紀に記述がある「三輪山伝説」がこの「牛戸三枚岩」です。
「甌穴(おうけつ)が見えますよ~」とご案内したら、みなさんつり橋の上から探しながら曳田川の清らかな流れに見とれていました。ちょっと揺れてヒヤッとしましたが、これもまた楽しいハプニング♪
今回のスピリチュアル・バスツアー「河原歴史浪漫-神話の里を訪ねて-」の旅はここ牛戸三枚岩でお開きとなりました。半日のショートコースで少し物足りない気もしましたが、みなさん、お疲れさまでした。 河原町の魅力がすこしでも伝ったでしょうか!? このシリーズの次回開催は11月4日(日)です(遠いっっ!!) 次回は、一日コースで今日訪れた場所以外の古事記ゆかりの地を訪ねますので、お楽しみに♪
それでは、またお会いできる日まで・・・・・(*^▽^*)ノシシ (おっちー)