河原城風土資産研究会
〒680-1242
鳥取県鳥取市
河原町谷一木1011
TEL: 0858-85-0046
FAX: 0858-85-1946

河原城だより

ー河原城 月見会(神話の郷 八上の秋祭り)ー

2012年5月26日

今年で17回目を迎える毎年恒例の秋祭り「河原城 月見会」は、
民俗行事「中秋の名月」を演出し、また秋の収穫に感謝するお祭りとして
賑やかでバラエティーにとんだ内容で来場者の皆さんとともに楽しみます。

お月見の夜に各家庭で「団子汁」をいただくという河原地域に残る風習を
「団子汁」から「ぜんざい」にして来場のお客様に振舞います。

ステージイベントは、ローカルヒーローショーやマジック、
新感覚音楽紙芝居やキッズコンサートなどお子様向けのステージから、
郷土芸能やお月見コンサートなど大人の方もお楽しみいただけるステージイベントを
企画しております。その他、バザーやフリーマーケット、もちつき大会など
たくさんの催しをご用意しております。

                                                                                                           

 

―水墨画体験教室―

「水墨画体験教室」のお知らせ

定 員:午前午後 各10名
対 象:小学5年生以上
講師に河原城や市内で数々の個展を開かれている影井稔子さんをお迎えして水墨画体験教室を開催いたします。
油絵や水彩画とはまた一味違った水墨画の魅力に触れ、趣味の1つに加えてみませんか?
どなたでも気軽に参加できますので皆様のお越しをお待ちしております。


こちらは影井さんの作品です。素晴らしい!!

 
カラフルで水彩の様に見えますが、なんとこちらも水墨画です!

-木工アート教室-

「木工アート教室」のおしらせ

☆日にち:6月17日(日)、24日(日)
☆定 員:午前・午後、各10名
☆対 象:小学4年生~大人

木を使ったオリジナルジグソーパズルや車などのキットを自分達の手で組み立て、モノ作りの楽しさや難しさを体験できるイベントです。また小さいお子様でも保護者の方と一緒に参加していただけます。
道具や材料は準備しますので、お気軽にご参加ください。
刃物を使いますので小さなお子様は保護者同伴でお願いいたします。

これが・・・

こうなります!!!

その七 【天地(あめつち)初めて発(ひら)けし時】

2012年5月25日

みなさん、こんにちは~。                                                                                          今日は前回の予告通り「八上比売の生誕地はここだった!!! ………かもしれない」篇にいきたいところですが、6月3日のバスツアーでもご案内する内容ですので それまではチョット休憩ということで、今回は古事記の最初からお話したいと思います。

「天地(あめつち)初めて発(ひら)けし時、高天原(たかまのはら・たかまがはら)に成りし神の名は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)……」から始まる古事記・上巻(かみつまき)の本文、このフレーズを聞いただけでワクワク・ドキドキするのは私だけでしょうか!?

宇宙が出来てまだ間もない時、時間も音も光も星もない天も地もなく混ざり合っていた空間が、天と地に初めて分かれ始めた時、高天原(たかまのはら・たかまがはら:天上界)に神が現れます。たった1行のこれだけの文章の中に語りつくせないほどの摩訶不思議が隠されています。

「天地初めて発けし時」なんてスゴクないですか!? 21世紀の科学力をもってしても解明できない宇宙の初め“ビッグ・バン”を想像させる書き出しは、古代日本人がどうして知り得た知識なのか!? そして「高天原」という発想。単に天上界と言うだけではなく縦(高さ)+横(広がり)+時間の3次元の世界を認識していると考えるのは深読みでしょうか!? そして、次がとっても日本人らしくて大好きな表現(考え方)なんですが、「成りし神の名は・・・」これですよ、コレ!! 西洋のように神が万物の創造主であり唯一絶対無二の存在というのではなく、森羅万象の中からというか一部として自然と生まれた、これが「成る」ということであり日本の神々の「化成する神」もしくは「物実(ものざね)」の考え方です。だから日本には八百万(やおよろず)の神が存在するのです。(外国人にはこの考え方が理解できないようです)古代人は生まれてきたこと、生きること、死んでいくこと、死んでからのことまで全ての事に畏敬と感謝の心を感じ、そこには何かしらの力(目に見えるもの、見えないもの全部)が働き、神の存在を感じながら生活していたんだろうなぁ~と想像できるのです。 私個人としては無宗教なんですが、八百万の神の存在は な~んか感じてしまうのですよね~(*U_U*)

やっぱり倭心のDNAが私の中にも受け継がれてるのでしょうね。

話が長くなりましたが、出だしのトコだけでも熱く語ってしまう私でした。これじゃあ なかなか進まないんですが、みなさん あきれないで最後までお付き合いくださいねー!!

こんな風に天之御中主神のあとに、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)が成りました。「この三柱(みはしら:神様は一柱二柱と呼びます)はみな独神(ひとりがみ)として成りまして、身を隠したまひき。」とあります。 この三柱の神様たちはどんな神様たちだったんでしょう? 天之御中主神は天上界の中で中心的な最高神。高御産巣日神は天上界(皇室系)の創造神。神産巣日神は地上界(出雲系)の創造神。 独神というのは性別もなく単独神で系譜を持たない目には見えない神のことで、いつの間にか居なくなった(目に見えないだけで私たちの傍にちゃんと居るんですけどね)という意味です。

このあと どんどん神様たちがお生まれになりますが、続きはまた次回でお話しますね。それでは今日はこのへんで~(*^▽^*)ノシシ (おっちー)

―日本赤十字社チャリティーイベント 「河原城 春の大茶会」募金の報告―

2012年5月23日

みなさんへのご報告が遅くなりましたが、先日開催されました日本赤十字社チャリティーイベント「河原城 春の大茶会」での募金活動で集まった募金と、去年から河原城内に設置された募金箱のこの1年間の募金と合わせて、みなさんからお預かりしていた33万1,211円を5月10日に日本赤十字社鳥取県支部さんにお届けしてきました。

ご協力いただきました みなさん本当にありがとうございました。被災されたみなさんや、地域の一日も早い復興をこれからも応援していきたいと思いますので、みなさん これからもヨロシクお願いいたします!!

(*≧▽≦*)ノシシ(おっちー)

 


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