河原城風土資産研究会
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鳥取県鳥取市
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みなさん、こんにちはー!!
今月3日(土)に「三十五周年記念大会・鮎(あい)ばぁさり~ 出逢い・ふれあい 鳥取市河原町 あゆ祭り」 元気に開催いたしましたー!! 今年のテーマは「昼から てんこ盛り!!」お天気が心配されましたが、本当に昼も夜も「てんこ盛り」で今年のあゆ祭りも盛大に開催されましたー(*^▽^*)
お客様をはじめ、運営にご協力いただきました町内外のみなさま、協賛金・募金協力をしていただいた町内外のみなさま、ステージ出演してくださったゲストのみなさま、本当にありがとうございました。この場を借りまして、あゆ祭り企画実行委員会一同御礼申し上げます。
さあそれでは、今年の「あゆ祭り」てんこ盛りの様子をダイジェストでご覧下さい!!
午後1:00 「三十五周年記念大会・鮎(あい)ばぁさり~ 出逢い・ふれあい 鳥取市河原町 あゆ祭り」スタートです。河毛 寛 実行委員長の開会宣言のあと、ステージイベント開始。今年から新たな試みとして、第2部の子供あゆ太鼓の演奏を第1部のトップバッターに起用! 元気な掛け声とともに散岐小学校・西郷小学校・河原第一小学校の4年生の演奏です。
この日のために毎日一生懸命練習した成果が発揮できて、演奏後の子供たちは みんな充実感にあふれた笑顔満開で友達同士抱き合ったり、記念写真を撮っていました。みんな頑張ったね、お疲れさま! 担当の先生方も お世話になりました、お疲れさまでした。
子供広場では昨年に続いて鳥取レクリエーション協会のみなさんが、楽しいゲームコーナーで子供たちを迎えてくださいました。ここでもちびっ子たちの元気な歓声があふれました。
続いてステージは、鳥取初のご当地アイドルユニット「だいやぁ☆もんど」(かなちゃn、はるる、ゆりりん)のライブパフォーマンスです。昨年1月に結成され、今年の夏は日本最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2013」にも出演した人気急上昇の「だいやぁ☆もんど」。歌とダンスのステージは可愛さ爆発で、追っかけのみなさんと一緒に実行委員もタオル回しで盛り上がりました。今日は昼・夜の2ステージと「激闘!!川下りレース」の中継のお手伝いもしてくれました。
続いて、アコースティック・デュオY&Y(わい あんど わい)のライブ。歌も上手だったけどMCも上手な二人でした。特に小芝居のくだりはコミック・デュオと間違えそうでした(*≧∀≦*)d 来年もまた待ってますよ~!
子供広場終了の次は、毎年恒例の「激闘!!川下りレース」です。今年は少しルール変更ありでしたが、過去最多の16チームの参加でした。コース上の早食い完食コーナーのバナナがみんなを苦しめていた模様!デッドヒートが続くなか、だいやぁ☆もんどの3人も熱血レポート!
混戦模様のレースの中、最終ランナーで飛び出し優勝したのが「川ボーイ」チーム。おめでとー!!! 来年もまたヨロシクです。敗れたみなさんも来年のリベンジ待ってますよ~(拳)
続いて池の方では、これもまた大好評の“鮎のつかみどり”がスタートしました。今年もたくさん参加していただきました。去年からルール改正で申込受付をした方しか参加できなくなっていますので、今年参加できなかった方は来年こそは是非是非ご参加くださいね。
中学生以上男性の部から始まって、中学生以上女性の部、小学生以下子供の部と約500名のみなさんがピチピチの鮎と格闘しました。今年の鮎は大きくてちびっ子達は大苦戦していましたよ(≧∀≦)
鮎の塩焼きコーナーでは「あっ」と、いう間に長蛇の列。塩焼き担当の“かたくりの会”と“ふるさと塾”のみなさん暑い中 ご苦労さまです。さあ、みなさん お待たせしました。「はい、召し上がれ。」鮎の塩焼きは去年に引き続きチャリティー募金による運営で、今年の募金額は52,153円でした。ご協力いただきましたみなさん、ありがとうございました!!この募金はこの後、日本赤十字鳥取支部に寄付いたしました。
そして、ステージイベント第2部(夜の部)が夕方4:15からスタートです。まずは鳥取初のご当地アイドルユニット「だいやぁ☆もんど」(かなちゃn、はるる、ゆりりん)のライブパフォーマンス、本日2ステージ目です。
ノリノリの曲「DIAMONDS」でタオルを回す振付も2回目だから追っかけ以外のお客さんも参加。実行委員も全開でブルン!ブルン!応援しました。
ステージの興奮そのままに「激闘!!川下りレース」の表彰式に移ります。優勝は“川ボーイ”チームのみなさんでした。おめでとうございます。もう1戦出来るくらい元気いっぱいで受賞インタビューに答えていました。2位は“鳥取大学ボート部”のみなさん、3位は“Peach”のみなさん、パフォーマンス賞は今話題の“あまちゃん”のコスプレで参加した“わたなべ”のみなさんでした。みなさん本当に おめでとうございます&お疲れ様でした!!
さあ、ここからはノンストップでステージイベントてんこ盛りですよ~。
今日のために何カ月も前から練習していた、あゆっこ園の園児たちの踊りと歌から始めましょう。
ブレイクダンスのO2(オーツー)のみなさんも年々メンバーも増え今年は5名で フォーメーションにも幅が出てきました。そして常連さんの“白ゆり会”のみなさんの銭太鼓と傘踊りをステージ狭しと熱演!
続いて今年で2回目の“三谷盆踊り保存会”のみなさんの手踊り。郷土芸能最後の演目は“神話の郷太鼓 八上姫”のみなさんの太鼓演奏!・・・と、いつもならこれでゲストライブに行くところですが、今年はなにしろ“てんこ盛り”ですから!!
“とり”は松中啓憲ピアノ弾き語りの特別ライブで締めました。イケメンピアニストの甘い歌声に会場の女性客もうっとり・・・(はぁと)でした。
ここからは毎年恒例のFM山陰公開生放送です。今年のゲストは“花❀花”のお二人です。“花❀花”さんのステージの前に、てんこ盛り第6弾爽やかなデュオ“wacci(わっち)”のライブ
そして、いよいよお待ちかね “花❀花”さんの登場です。お二人とも可愛い浴衣姿で“さよなら大好きな人”をはじめヒット曲を熱唱してくださいました。曲の合間には、これも毎年恒例のゲストと実行委員会メンバーとのトークコナーでは「三十五周年記念大会」開催にあたり、 あゆ祭りと同い年の商工会青年部の水本 学さんが みなさんへの謝辞を、澤田 寿彦さんが35年の「あゆ祭り」を振り返ってお話ししました。
さあ残るは「あゆ祭り」最後を飾る大花火大会です。今年のカウントダウンも誰が指名されるか、実行委員はドキドキしながら・・・当たったのは予想通り、あゆ祭りと同い年の水本さんです、頑張って!! ものすごい緊張の中(実はさっきの謝辞でカミカミだったのです。ゴメン!水本さん、バラシテしまった!!)なんとかカウントダウン成功。
みなさんへの感謝と、そして健康と幸せを祈って、10・・・・3,2,1,点火!!! 今年も見事な2,500発の大輪が河原の夜空に咲きました。やっぱり花火の写真は難しいいいーい(汗)。写真提供は河原町総合支所地域振興課の大塚 愛子ちゃんでした。
怒涛のような1日もこれにて めでたくお開きです。事故も傷病人もなく本当に素晴らしい「三十五周年記念大会」でした。ご協力いただきました全てのみなさん、会場に足を運んでくださったお客様、改めて御礼申し上げます!! そして、実行委員のみんなー、お疲れ様でした―!!!来年もまた頑張ろー!!!!
それでは みなさんお元気で―!! またお会いしましょうー!!!(*≧∀≦*)ノシシ (おっちー)
先月28日(日)と30日(火)に八上比売をお祀りする賣沼神社で「川下(かわすそ)さんと輪くぐり行事」が行われました。(*^▽^*)
「川下さん」は、東に向かって流れる河川の 一番下流や、川の合流地点・河口付近の神社で行われるお祭りで、福井県から兵庫県北部・鳥取県東部にかけての各地にみられ、川裾(かわすそ)さん、かわっそさんとも呼ばれています。ここ河原町の賣沼神社では「川下さん」と書いて「かわすそ さん」と読みます。 但馬地方では3大祭りとして大きな神事になっているものもあります。主に婦人病や不浄除け、夫婦和合、安産、水害・厄難祓いの神事として古くから親しまれています。
また、「輪くぐり」は夏越神事(なごし しんじ)、六月祓とも呼んで各地で行われています。 氏子が茅草で茅の輪を作り、その輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓うものです。地域によっては「茅の輪(ちのわ)くぐり」とも言います。
この「茅の輪(ちのわ)くぐり」の起源は、釈日本紀(しゃくにほんぎ:鎌倉時代末期1274年(文永11年)~1301年(正安3年)頃に成立したと推定される『日本書紀』の注釈書。全28巻。)によると、神代の昔に武塔神(むとうのかみ、むとうしん=須佐之男命[すさのおのみこと=素戔嗚尊])が、とある兄弟に宿を頼んだところ、弟の巨旦将来(こたんしょうらい)は裕福でありながら宿を断り、兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は貧しいながらもお泊めし、もてなしました。武塔神は心の清らかな蘇民将来に正体を明かし、疫病が流行ったときは茅萱で輪を作り、それを腰につけていれば免れるであろうと教えた故事に基いた神事なのだそうです。
以来、疫病が流行すると人々は「蘇民将来の子孫なり」と口々に唱え、「茅の輪」を身につけるようになったと言われます。
疫病の流行しやすい夏を前にした六月(夏越:なごし)の大祓(おおはらい=30日)には、心身の罪穢れを祓い清め、病魔に負けない力を頂けるよう「茅の輪」をくぐる神事が、広く行われるようになりました。 また、除災のために玄関先に「蘇民将来子孫」と書いた札を貼っている家もあります。
時代を経て茅の輪も大きくなり、地域によっては7月に行われるようになりました。
賣沼神社の「輪くぐり」は毎年7月30日で、「川下さん」とセットで行われるようになりました。(はっきりと記録はありませんが、明治の頃からのようです)
さあ今年も茅の輪作りからです。1~6班まである賣沼さんの氏子の中でも茅の輪作りは4班の仕事と昔から決まっています。氏子さんたちも「何故かは知らんけど、お祖父さんのお祖父さんからず~っと4班だったそうだで。」と。 今年は私も少しお手伝いしました。
まずは、束にした茅の葉を少しづつ重ね合わせてなっていきます。手慣れたもので おしゃべりしながらでも大きな輪がみるみる出来上がっていきます。上から縄でグルグル巻いて、繋ぎ目を上手に留めたら一気に持ち上げて支柱に固定します。
足元もしっかり固定して、左右から縄で吊るして円形を整えて、最後に飛び出した葉を切ってお化粧直しします。
今年も見事に「茅の輪」が完成しました。ひと汗かいた後は、みんなで持ち寄ったスイカやおやつで一休み。4班のみなさん、「ハイ、チーズ(昭和の香り)」お疲れさまでした。
夜になって提灯に灯がともると神社の境内はいっそう幻想的になります。夜店が出る賑やかなお祭りもいいけど、こんな静かで素朴なお祭りも心癒されていいな~と感じます。
人形(ひとがた)に家族の名前と年齢を書き、宮司さんのお祓いを受けて無病息災と五穀豊穣を願います。
提灯の小さな明かり以外周りは真っ暗で、足元もよく見えないくらいですが、辺りには他の人たちの気配や話し声が聞こえて真っ暗でもぜんぜん怖くありません。 かえってワクワクするような、停電した時ろうそくの明かりの中で何故だか楽しかった子供の頃に似た感じです。みんなで左回りから八の字に3回くぐってミッション完了です。
今年の夏もみんな元気で過ごせますように!秋には豊な実りがありますように!! (*^▽^*)ノシシ (おっちー)
今月22日(月)に民俗行事を語る会のみなさん主催の民俗行事「釜焼き」が民俗資料館で開催されました。(民俗行事の早口言葉みたいですね)去年は日程が合わなくてお休みした河原城のスタッフも今年は運営に参加しました。
毎年、7月の暑い時期に開催されるこの「釜焼き」は、旧暦6月15日(現在の7月中旬から下旬)に「釜焼きの餅」を作って神様にお供えし、家族も食べて休養・暑気払いをする習わしです。 また、旧暦6月は「水無月(みなづき)」といって水不足になる時期で、水神様に「釜焼き」をお供えして「稲作の豊穣」を祈願したものと考えられます。
この日は、水に関係のあるところに行くことは「禁忌(いみごと)」と避けられていました。子供たちも、河童(かっぱ=カワコ坊主)に水の中に引き込まれたり、「尻子玉」を抜かれると大変怖れて、この日ばかりは絶対に川遊びをしませんでした。しかし、「釜焼きの餅」を食べて行けば大丈夫だと言い伝えられ、子供たちは餅を食べてから川に出かけたそうです。
そんな「釜焼き餅」のレシピをご紹介しますので、みなさんも一度おうちで作ってみてください!
1.新しい小麦粉を練って団子にし蒸す。(現在は、白米で餅をついて作ります)2.餅団子の中にあんこをいれて茗荷(みょうが)の葉でくるみ、鉄釜や鉄板で焼く。
とにかく暑い時期に“かまど”を使っての調理は大変です。
蒸し上がった白米を昔ながらに杵と臼でついてお餅を作ります。河原城の新人男性スタッフが初めての餅つきに挑戦です。慣れないと合いの手のお母さんと息が合わなくて大変です。
つきあがった熱々のお餅を素早く丸めて中にあんこを詰める作業も、慣れないとお餅が固まったり、あんこが飛び出したりと、これまた河原城の若い女性スタッフは悪戦苦闘していました(≧▽≦;)今日のあんこは民俗行事のメンバー手作りの小豆と空豆のあんこです。抹茶色の空豆のあんこはほんのり甘くてとっても美味しいですよ。
そして茗荷の葉を巻いて焼きます。またまた熱さ+暑さとの戦いです!茗荷の葉を巻くのにも謂れがあって、昔から祝い事に”縁起もの”として使われていたようです。
さあ、そうこうしている間にあゆっこ園(幼稚園)の子供たちがやってきました。昔ながらの民俗行事を子供たちに体験してもらうのが目的の一つです。みんな順番に恐る恐る餅つきに挑戦した後はお待ちかね、みんなで「いただきます!!」
「ごちそうさまでした!!」さあこれで、みんな水遊びしても大丈夫だし今年の夏も元気に過ごせるよ!!
まだまだ暑い日が続きますが みなさん体調にはくれぐれも気をつけて、元気に夏を乗り切りましょー!!
それではまた お会いしましょう~(*^▽^*)ノシシ (おっちー)
河原城風土資産研究会
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